コンプライアンス
コンプライアンスの取り組み
当社グループは、コンプライアンスの徹底を企業の社会的責任の根本と位置づけ、各種ステークホルダーとの信頼関係を構築するために当社グループの役員及び従業員が遵守すべき指針として、「コンプライアンス・ガイドライン」を制定しております。当ガイドラインの理念浸透と徹底に向けて、全グループの役員及び従業員に対し、各種研修や会議、社内報やイントラネットの活用等を通じて啓蒙活動を行ってまいります。
また、アカウンタビリティー(説明責任)を確保するために、内部統制の整備と運用による責任分担の透明化を推し進めるとともに、経営の適時適切な情報開示や決算情報の早期開示の実現をはかってまいります
取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
- 法令、社会規範、企業倫理等の遵守・尊重に関する基本方針・行動規範である「コンプライアンス・ガイドライン」を策定し、当社及び当社子会社(以下「当社グループ」という。)の取締役及び執行役員(以下「役員」という。)並びに従業員に周知する。
- コンプライアンス管理委員会を設置し、当社グループにおける法令、定款及び社内規程の遵守状況等の確認と問題点の指摘及び改善策の提案等を行う。
- 社外法律事務所等を通報先として通報者に不利益が及ばない内部通報窓口を設置し、当社グループの役員及び従業員を対象として運用する。
- 業務執行部門から独立した内部監査部門が、当社グループ全体の内部監査を実施する。
- 反社会的勢力との関係を排除するとともに、反社会的勢力からの不当な要求に対しては、警察・弁護士等と緊密に連携し、当社グループを挙げて毅然とした姿勢で対応する
企業倫理の徹底・浸透
■全従業員との間でコンプライアンスチェックリストの内容を確認
ブックオフグループでは、年2回、店舗を統括するエリアマネージャーに対してコンプライアンス研修を実施するとともに、店舗で店長とパートアルバイトスタッフが一緒に「コンプライアンスチェックリスト」の読み合わせを行うコンプライアンス強化週間を設け、コンプライアンスの浸透を図っています。
■社内通報窓口の運用
ブックオフグループでは、仕事に関する悩みやコンプライアンス違反について、電話やメールなどで相談できる相談窓口を、社内・社外に設置しております。相談窓口は、イントラネット上に公開している他、毎月1回店舗に送付する社内報に掲載するなど、従業員が相談しやすい体制を整えています。コンプライアンス違反の疑いがある案件に関しては、相談窓口の担当者が相談者のプライバシーを保護しながら、実態調査を実施します。定期的に開催されるコンプライアンス管理委員会では案件ごとに具体的な解決に向けた審議を行っています。今後も、グループ会社全体に対して、コンプライアンス違反に関する事例を公開するなど、再発防止に取り組んでいきます。
■個人情報の保護
ブックオフグループは、コンプライアンスに関する教育のなかに、個人情報の取扱いについての重要性を織り込み、啓発活動に努めています。フォルダーへのアクセス制限、また、各店舗では個人情報を鍵付きキャビネットへ保管するなど、お客様情報の取扱いルールを徹底しています。
お取引先との関係
ブックオフグループの事業活動を行う上で関わりのある取引先はたくさんあります。ブックオフグループはフェアな取引を行うために、職務上関わり合いを持つ取引先との関係を公正かつ透明なものとします。
取引先との公正取引
ブックオフグループは、ブックオフグループと取引先がパートナーとして相互繁栄が図れるようなコミュニケーション、取引関係を築いてまいります。
取引先の選定
【1】ブックオフグループは、取引先の選定に際し、関係法令を遵守し、公正で合理的な判断に基づいて取引先を選定します。
【2】ブックオフグループは、取引先の営業方法が、法令等に適合するものかどうか、調査、検討し、公正な取引を推進します。
リベート要求等の禁止
ブックオフグループは、直接・間接を問わず、いかなる場合も、自己の立場を利用して取引先の金品の贈答や接待を求めることを禁じます。