ブックオフグループホールディングス

サステナビリティ

地域社会、行政、パートナーとの取り組み

行政機関や各企業・団体と連携し、資源の採取抑制や再利用、空き家問題、子ども教育支援といった幅広い社会問題の解決に繋げています。関係各所とパートナーシップを結ぶことで、共に循環型社会への推進をリードしていきます。

相模原市と包括連携協定を締結

ブックオフグループは、活力ある個性豊かな地域社会の形成と市民サービスの向上を目的に、創業の地である相模原市と包括連携に関する協定を締結いたしました。

当社グループの事業活動やリソース等を通じて、地域の循環型社会形成の推進や、地域の社会問題へのチャレンジ、教育支援、地域産業の振興など、協定で掲げた「活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展及び市民サービスのより一層の向上」を目指し、様々な活動を進めてまいります。

  • 実施に向けて協議している主な取り組み
  • 空き家の増加抑制の啓発
  • 子どもの居場所(子ども食堂、無料学習支援塾など)への児童用書籍の提供

愛知県南知多町と南知多町と協定書を締結

空き家コンサルティング株式会社、株式会社浜屋、一般社団法人日本リユース・リサイクル回収事業者組合との連名で、南知多町(愛知県)と協定書を締結、同町が実施する「空き家」対策を促進するための社会実験(「空き家のお宝発掘社会実験」)に参加しています。

SC相模原「SDGs DAY」のメインパートナー協賛

ブックオフは創業地である相模原市への地域貢献のひとつとして、2016年に地元のJリーグクラブであるSC相模原と初めてスポンサー契約を交わし、ホームゲームのフードパークでアルコール飲料用カップとして繰り返し洗浄して使用できる「リユースカップ」の導入に支援を始めました。また、2021年には不要になったモノで支援、応援するキモチにかえる寄付サービス「キモチと。」の応援先にSC相模原を登録し、ブックオフだからできる様々な取り組みを、支援を実施しています。そして2022年には、SC相模原が持続可能な開発目標=SDGsが国連サミットで採択された9月25日に「SDGs DAY」と銘打った初のイベントを実施するにあたり、メインスポンサーとして協賛しました。「SDGs DAY」当日のブックオフブース出展では、SDGsや3R(リユース、リサイクル、リデュース)をクイズやぬりえで楽しく学べるコーナーをはじめ、スポーツ用品の買取、販売ブース、ブックオフのサステナブルな取り組みの紹介やブックオフで販売しているフードロス飲料の無料配布を行い、多くの方に足を運んでいただきました。

ブックオフ 杜の都リユースフェス 開催

「ブックオフ 杜の都リユースフェス 2022」は、仙台市をはじめ、地域の学校、企業、団体、住民の皆さまと連携し、サステナブルな社会の実現と、地域・社会との結びつきを加速させることを目的として2022年11月に実施しました。イベント当日は、宮城文化服装専門学校、ファッション文化専門学校 DOREME の生徒たちによるリユースファッションショーをはじめ、0円服交換会、フリーマーケット、オリジナルエコバッグづくりや、仙台市のSDGs取り組み紹介ブース、ブックオフ買取・販売ブース、トレカ交流会、地球にやさしい商品の販売など、お子さまから大人まで、楽しく気軽に参加できるイベント・ブースを用意、楽しみながらサステナブルやエシカル商品、SDGsに触れることができるイベントとなりました。

東急との取り組み

東急株式会社、東急電鉄株式会社、東急バス株式会社及びその子会社である株式会社東急トランセとブックオフグループは、「モノを捨てない」資源循環型まちづくりへの実証実験第1弾として、東急線の駅や車内などの鉄道施設で拾得されたお忘れ物のうち、法的に保管期間が過ぎ、東急電鉄が所有権を取得したものを、ブックオフを通じてリユース品として再流通させる取り組みを行っております。また、東急線沿線のお客さまがより気軽にリユースを行える取り組みとして、期間限定のブックオフ不要品買取イベントも随時実施しております。

香蘭ファッションデザイン専門学校との取り組み「RE:CLOTHES」

ブックオフはお売りいただいたアパレル商材を古着としてお客様に提供していますが、国内で消費しきれなかったモノは海外店舗への輸出やリサイクルを行っております。しかし、これまで以上の商品の延命と、これまでにない新しい価値と、新しいモノとの関係性を提案するため、香蘭ファッションデザイン専門学校と協業し、学生たちがブックオフの古着をリメイクする取り組みを2021年2月より開始しました。ブックオフは、リユース企業として、本に限らずあらゆる分野のモノを循環させ、モノの寿命を延ばすことで社会に貢献する事業を行っています。「Re Clothes Cup」は、『古着』に焦点をあてたブックオフのサステナブルアクションとして、さらなるモノの循環や、モノの寿命を延ばすことを目的に、全国のファッション関連学校の学生を対象とした、「Re Clothes Cup 2021」を2021年10月に実施いたしました。このコンテストは、楽しみながらファッションロスをはじめとした環境・社会問題への解決に貢献する取り組みであり、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」という、ブックオフのミッションを具現化するものであると考えています。

多摩美術大学との取り組み

多摩美術大学 TUBは、2021年5月、株式会社モノファクトリーをハブにしながら、伊藤忠リーテイルリンク株式会社、株式会社ディーエイチシー、株式会社ナカダイ、ブックオフコーポレーション株式会社、プラス株式会社と協働し、循環型社会に向けた共創プロジェクト「すてるデザイン」を立ち上げました。TUBは、東京ミッドタウン・デザインハブにて「デザインとアートの持つ創造性や美意識を社会とつなぐ場」として活動する多摩美術大学の拠点です。本プロジェクトは、TUBのオープンイノベーション活動として、複数の企業と連携しながら臨む社会課題解決型の取り組みです。