2026年5月期は国内ブックオフ事業において大型総合リユースショップ「BOOKOFF SUPER BAZAAR(ブックオフスーパーバザー)」を中心に11店舗を新規出店し、トレーディングカードやホビーの売り場を拡張した既存店のリプレイスに積極的に取り組みました。国内約700店舗を展開するうち8割を超える店舗で、本やソフトメディア以外にもトレカ・ホビー、アパレル、貴金属・腕時計・ブランドバッグ、スポーツ用品・アウトドア用品など幅広いカテゴリーを地域や客層に合わせて取り扱っています。
普段BOOKOFFに馴染みがない生活者にもリユースが身近になることを目指す「プレミアムサービス事業」では、百貨店を中心に展開する買取特化型店舗「hugall(ハグオール)」と、リユースに加えジュエリーのリペア・リフォームも行う「aidect(アイデクト)」の出店を進めたほか、東京23区を中心に展開する総合買取窓口を全店「Rehello by BOOKOFF(リハロ)」へリブランディング。高価格帯の品物においてはお店の敷居の高さや査定の不透明さなどから売ることをはばかられることがありますが、お客さまが納得して手放せるよう買取以外の選択肢もご提示する親身な接客とオープンな高級感がある店舗を展開し、モノを売ることに慣れていない方も気軽に相談でき安心してリユースできる場所を提供しています。
「Rehello by BOOKOFF」ではブランドバッグや貴金属のみならず本をはじめとしたBOOKOFFで取り扱うほぼ全ての商材をお売りいただけるほか、「Rehello by BOOKOFF」のECサイトやブックオフ公式オンラインストアで注文した商品の店舗受取も可能です。将来100店舗体制に向け今後も各ブランドにおいて既存店のサービス向上と新規出店を行うことに加え、催事買取の実施などを通じてリユースに馴染みがなかった方にも”売る”という行為が日常の一部となることを目指してまいります。
【海外事業】エンタメとユーズドインジャパンで各国に合わせた展開で事業拡大へ
海外事業では各国のニーズに合わせ、アメリカを中心に展開し国内店舗と同様に現地のお客さまから買取し販売を行う「BOOKOFF」と、マレーシアを中心に展開し国内で販売機会に恵まれなかった商品などを販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」を展開しています。「BOOKOFF」では新規出店の増加や本・ソフトメディア、アニメグッズなどの伸長により売上高が拡大しました。「Jalan Jalan Japan」では既存店の売場リニューアルに注力したことで売上や客数が回復。国内のサーキュラーベースで検品のうえ輸出する商品を選定し丁寧なクリーニングを行うことで、状態の良さからユーズド・イン・ジャパンとして現地で多く求められています。
2026年5月期には株式会社ブックオフインターナショナルの設立と、台湾におけるリユース事業の展開を目的とした現地法人の設立を発表。中長期で海外10か国進出構想を掲げ、新たな国への展開を実現しながら2033年5月期に「BOOKOFF」「Jalan Jalan Japan」それぞれ100店舗に向け海外事業の成長を加速させることにより、グローバルでのリユース事業拡大を目指してまいります。
国内から海外リユースへの窓口の1つとなるのが不要品回収ボックス「R-LOOP(アールループ)」です。商業施設やホテルなどに設置された所定のボックスに不要になった衣料品・雑貨を入れるだけで、「Jalan Jalan Japan」で必要な人へとリユースされることに繋がります。リユースに繋げた量に応じた金額をNPO法人に寄付するほか、基準に満たない衣料品はパートナー企業が繊維などへリサイクルし、回収量やリユース・リサイクル実績をデータベースで管理することによりトレーサビリティを確保していることも特徴です。
「リユースショップへ持ち込む時間がない」「フリマアプリなどでの梱包が面倒」といった理由により、やむなく捨てざるを得なかった生活者に、手間なく不要品を手放し次に必要とする方へと循環するサービスとして2024年11月にスタートし、2025年11月からは主に本・ソフトメディアを取り扱う142店舗のBOOKOFFにも「R-LOOP」を設置。2026年2月末時点で、総回収量約55トン、設置場所は400か所を超えております。「R-LOOP」で回収された品物は検品を経て、ブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」などでリユースしマレーシアなど海外の方へリユース品をお届けするとともに、リユースに繋げた量に応じた金額がNPO法人に寄付されるほか、当社基準に満たない衣料品などはパートナー企業がリサイクルいたします。
ブックオフでは、リユースを生活者にとって身近な選択とするため、自治体や地域団体との連携し接点を広げています。その取り組みの一つとして、不要になったモノを次に必要とする人へ繋げる場の創出を目的に、モンテディオ山形のホームゲームームで「古着・本・DVD回収します! presented by ブックオフ」を実施いたしました。
2025年11月9日(日)に NDソフトスタジアム山形にてモンテディオ山形のホームゲームである「2025明治安田J2リーグ 第36節 モンテディオ山形 vs FC今治」が開催されました。
今回ブックオフは、このモンテディオ山形のホームゲームという多くのサポーターが集う機会にイベントスペースに「古着・本・DVD回収します! presented by ブックオフ」を出展。モンテディオ山形は2021年からSDGsの取り組みを強化しており、ホームゲーム全試合で「SDGsコーナー」を設置するなど新しいチャレンジを進める中で、ブックオフの「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションと一致し実現した取り組みです。ブックオフの宅配買取寄付サービス「キモチと。」の回収イベントスペースを設置し、古着・バッグ・靴・本・CD・DVD・Blu-ray・ゲームソフトなど、サポーターの方からさまざまな品物をお持ち込みいただきました。
不要品回収ボックス「R-LOOP」設置と海外事業「Jalan Jalan Japan」出店の拡大により国境を越え“すてない社会”を実現
“すてない選択”という新たなライフスタイルを提供する不要品回収ボックス「R-LOOP」は、準備や確認の手間なく商業施設やホテルなどに設置されている所定のボックスに不要になった衣料品・雑貨を入れるだけで簡単にリユースやリサイクルに繋げられるシステムです。回収後は検品を経て海外店舗「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」でリユース。リユースに繋げた量に応じた金額がNPO法人に寄付されるほか、基準に満たないものはパートナー企業が繊維などへリサイクルします。
「Jalan Jalan Japan」では、2026年5月期第2四半期にマレーシアで直営店3店舗とカザフスタンで加盟店1店舗、計4店舗を出店。海外事業直営店において今期中にはUSA・マレーシアに次ぐ新たな国への出店を予定し、2028年5月期に50店舗、2033年5月期に100店舗の実現で国内で販売機会に恵まれなかった品物を最大限リユースする”すてない社会”を目指しています。2025年11月からは主に本・ソフトメディアを取り扱う142店舗のBOOKOFFにも「R-LOOP」を設置。設置拠点拡大により「Jalan Jalan Japan」への商品供給を強化するとともに、通常店舗ではお売りいただけない衣類や雑貨を同じ店舗にある回収ボックスで手間なく手放せることにより国内のお客様の利便性も実現してまいります。「R-LOOP」を通じブックオフチェーンのみならず自治体や他社と連携することで、地域や企業の不要品のリユース促進と循環型社会の推進に繋げてまいります。
生活者が使用を終えた品物があった際、特に高価格帯の品物においてはお店の敷居の高さや査定の不透明さなどからリユースを憚られることがあります。富裕層・アッパーマス層のお客さまへ価値を循環していくことの魅力を伝える「プレミアムサービス事業」では、お客さまが納得して手放せるよう買取以外の選択肢もご提示する親身な接客が特徴の買取特化型店舗「BOOKOFF総合買取窓口」を2025年10月に「Rehello by BOOKOFF(リハロ)」へとリネームいたしました。親しいコミュニケーションとオープンな高級感をポイントとし、リユースになじみがなかった方にも”売る”という行為が日常の一部となることを目指します。「Rehello by BOOKOFF」は今後もBOOKOFFの出店が少ない東京23区の高級住宅地を中心に展開し、「Rehello」のECサイトやブックオフ公式オンラインストアで注文した商品の店舗受取ができるほか、「R-LOOP」の設置や流通基準に満たないプラスフラワーを販売する「ハナスク」など買取以外のサービスを行うことで、地域の皆さまのライフスタイルに合わせた循環に貢献してまいります。